霧島賞を目指す九州産馬の戦い「えびの特別」「大隅特別」（佐賀競馬）

2014/07/21

21日（月・祝）の佐賀競馬では、8月19日に行われる霧島賞のトライアル2競走が行われます。えびの特別、大隅特別の両競走ともに、九州産限定・JRA500万円以下交流のダート1400メートルという同じ条件で行われ、各レースの1着馬に霧島賞の優先出走権が与えられます。

第9レースの「えびの特別」には昨年のたんぽぽ賞を制したカシノランナウェイ（セン4、JRA・梅内忍厩舎）が出走してきました。昨年の霧島賞3着のほか、JRAでの1000万円条件戦でも上位実績があり、このメンバーに入ると脚力上位でしょう。

また、キリシマウイング（牝7、西久保政等厩舎）は、両トライアル戦に出走する佐賀所属馬計8頭のうち、唯一のA2級格付です。佐賀所属として出走した一昨年、昨年の大隅特別ではともに3着と健闘しており、今年も上位進出の期待がかかります。

メイン第10レースの「大隅特別」は抜けた実績のある馬がおらず、混戦模様となりました。

◎1 カシノソラーレ（牝4、JRA・日吉正和厩舎）は、地方での条件交流戦では園田で1勝を挙げたほか、3戦いずれも3着以内を確保しています。鞍上の國分優作騎手は、えびの特別ではカシノランナウェイに騎乗しており、トライアル両制覇も十分に可能性がありそうです。

○5 テイエムボッケモン（牡3、JRA・木原一良厩舎）は、今年のたんぽぽ賞をテイエムサンキュウに7馬身（1秒4）差をつけて勝利しています。今回はそれ以来の実戦となり、霧島賞へ向けて注目の一戦となります。

▲9 テイエムサンキュウ（牝3、JRA・柴田政見厩舎）は、たんぽぽ賞2着時と同じく鞍上に佐賀の田中直人騎手を起用。変わり身に期待したいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　1→5・9　5→1・9（4点）
3連単（フォーメーション）　1・5→1・5・9→1・5・9・2（8点）

（文／上妻輝行）

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