レース展望・予想

相手有利なユーセイクインサー「チングルマ特別」(名古屋競馬)

2014/07/10

7月10日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは、「チングルマ特別」(A級3a組、名古屋競馬場1600メートル)。前開催のA級3組・アベリア特別から4頭、A級4組・カタツムリ賞から3頭が出走してきました。

アベリア特別で今回のメンバー中最先着の5着だった◎2 ユーセイクインサー(牝4、倉地学厩舎)に注目します。5カ月半の休養から今年2月に復帰するも苦戦続きで、昨年重賞2勝の栄光は過去のものかと思われました。しかし、叩き7戦目となった4走前のA級3組特別では早め先頭から押し切って、10カ月半ぶりの白星をマーク(2馬身差2着がエーシンフルハウス)。レース巧者ぶりが戻ってきました。前走アベリア特別(1600メートル)は相手も強く、先行できずに見せ場がありませんでしたが、それでも掲示板は確保。今回は同じ3組特別でも相手がかなり楽になった印象です。エーシンフルハウスの2番手あたりで脚を溜められれば、直線抜け出しが期待できそうです。

○7 マザーフェアリー(牝5、藤ケ崎一男厩舎)は、カタツムリ賞(1600メートル)で3連勝を達成。3~4コーナーで先頭に立ったエーシンフルハウスが直線でも粘るところ、2コーナー8番手からマクって、クビ差捕まえています。今回は3組へ上がりましたが、さほど強敵はおらず、しかも7頭立ての少頭数なので、追走もしやすいはず。4連勝もあるかもしれません。

▲5 エーシンフルハウス(牝5、瀬戸口悟厩舎)は、カタツムリ賞の2着馬。ここは前述2頭の目標にされる懸念はありますが、前々で競馬ができるのが強みといえます。あとは直線での踏ん張り次第でしょう。

△3 ポケットピース(牡5、原口次夫厩舎)も、流れに乗れればカタツムリ賞と同じく3着くらいはありそうです。

<おすすめの買い目>
馬単 2→7・5 7→2・5(4点)
3連単(フォーメーション) 2・7→2・7・5→2・7・5・3(8点)

チングルマ特別の出走表はこちら

(文/サイツ)


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