レース展望・予想

コース相性良いピッチシフター「読売レディス杯」(金沢競馬)

2014/07/01

グランダム・ジャパン2014古馬シーズン第1戦「第32回読売レディス杯」(3歳以上牝馬地方全国交流、金沢競馬場1500メートル)が、7月1日(火)の金沢競馬第11レースで行われます。初戦を狙って今年も名古屋、笠松、兵庫、船橋、大井、高知の全国各地から強豪牝馬が参戦してきて混戦ムードです。

まず注目を集めるのは名古屋の◎2 ピッチシフター(牝4、川西毅厩舎)です。休み明けでいきなり東海桜花賞を一気の差し切りで制し、続くかきつばた記念JpnIIIではJRA勢相手に4着と健闘しました。ここへの参戦は早くから表明しており、たたき台となった前走のA1特別も好位抜け出しの快勝でした。金沢コースでは昨年のMRO金賞を勝っており、JBCレディスクラシックJpnIでも5着に入着して相性はいいです。古馬となって成長している姿を金沢でも見せつけたいところです。

兵庫生え抜きの○9 エーシンサルサ(牝4、橋本忠男厩舎)もA1特別を3連勝中で、古馬になって本格化しています。タガノジンガロがかきつばた記念を制すなど最近の兵庫トップクラスのレベルは上がっており、その中で逃げ切るのはかなりのスピードです。園田以外でレースをするのは初めてとなるのが不安要素ですが、輸送さえ問題なければ、金沢でも快速ぶりを披露してくれそうです。

船橋の▲10 エミーズパラダイス(牝5、川島正行厩舎)は復活を狙っての金沢入りです。3歳時にはロジータ記念を勝ち、4歳時にはエンプレス杯JpnIIでJRA勢相手に2着に逃げ粘って評価を上げましたが、今年は先手を奪えず苦しいレースが続いています。そのためレース間隔を空けて立て直しが図られ、その効果もあって追い切りの動きに活気が戻ってきました。昨年このレースをセンゲンコスモで勝っている吉原寛人騎手が手綱を握ることも心強いです。

大井の△11 キモンレッド(牝6、宗形竹見厩舎)も地方に来てから不振続きですが、JBCレディスクラシックで3着に入った金沢コースで何とか復調のきっかけをつかみたいところです。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔9・10(4点)
3連単(フォーメーション) 2→9・10→9・10・11 9・10→2→9・10・11(8点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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