レース展望・予想

久々でも地力の差で圧倒するかトミケンヒーロー「マンハッタンカフェ・プレミアム」（門別競馬）

2014/06/11

11日（水）の門別競馬メイン第12レースは、JBC協会協賛スタリオン・プレミアムシリーズ「マンハッタンカフェ・プレミアム」（A1～A2-1組、門別競馬場1800メートル・20時40分発走予定）、6頭立てです。

◎3 トミケンヒーロー（牡6、原孝明厩舎）はJRA4勝で一旦はオープン入りを決めた逸材。その直後から長期休養に入ってしまい、結局2年以上にわたる療養の末、JRAでの復帰を断念し、ここホッカイドウ門別の地で再起を期す形となりました。明けて6歳ですが、まだ7戦しかしておらず（4勝、2着1回、4着2回）馬体はフレッシュ。門別競馬場自慢の屋内調教用坂路（全長900メートル、うち登坂部800メートル）にも連日入って、先週6日にはラスト流して3ハロン＝37秒1の時計もマークするなど、臨戦態勢も整っている印象です。過去に接戦を演じてきたJRAレーザーバレットやサンライズモールらも後にオープン入りして活躍しており、無事なら重賞でも勝ち負けできる存在にまで成長していたであろう逸材。さすがに2年5カ月ぶりの実戦ともなると懸念も小さくはないですが、これだけの秀でた実績を残してきたJRA元オープン馬なら、初戦から圧巻のパフォーマンスを見せてくれる方に期待を懸けるのが筋でしょう。2、3着探しの一戦と割り切ります。

その2着候補もやはり、○2 アベニンプレジャー（牡5、角川秀樹厩舎）が有望。再転入後の2戦も、3歳時の「北海優駿（ダービー）」、「王冠賞」の2冠でいずれも2着と後塵を拝したニシノファイターに押し切られてしまいましたが、中団あるいは好位からしっかり脚を伸ばす安定感はやはり、今回の組合せなら◎の次位に来るべき存在です。

今季初戦だった前走、重賞・星雲賞（9着）をひと叩きされ、一変含みの実力馬▲6 ビービーガザリアス（牡7、堂山芳則厩舎）も2着争いで踏ん張るシーンを期待できるでしょう。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→2・6（2点）
3連単（フォーメーション）　3→2・6→2・6（2点）

マンハッタンカフェ・プレミアムの出走表はこちら

（文／ひだか応援隊）


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