レース展望・予想

短距離でもコスモフィナンシェ主役「早池峰賞」(盛岡競馬)

2014/06/08

8日(日)盛岡競馬メイン第10レースはダート1200メートルを舞台に行われる「第40回早池峰賞」、11頭立て。この一戦からクラスターカップJpnIIIへの道がスタートし、上位3頭に7月6日、第46回岩鷲賞への優先出走権が与えられます。

◎2 コスモフィナンシェ(牡5、板垣吉則厩舎)は昨年、伝統のみちのく大賞典、すずらん賞を制して重賞2勝。冬場に名古屋へ転籍し、4月に里帰り。今季は矛先を短距離に変え、まったく危な気のないレースで2連勝を飾りました。2戦ともタイム的には平凡ですが、相手なりに結果を出すのがコスモフィナンシェの奥深さ。岩鷲賞へ向けて好発進を決めたいところでしょう。

○11 ランドオウジ(牡8、千葉幸喜厩舎)はシーズン当初、太め残りも影響して着止まりを繰り返していましたが、叩かれながら上昇。前走は12連勝中のコミュニティを破る金星を挙げました。意外にも1200メートルは今回が初めてですが、得意の盛岡なら対応できそうです。

▲8 スズヨシーズン(牡9、石川栄厩舎)は典型的な追い込みタイプ。展開に左右される面はありますが、短距離戦はほぼ例外なくハイペース。大外一気を決めるか注目です。

△7 チェリービスティー(牝6、晴山厚司厩舎)は中央2勝を芝1200メートルでマーク。移籍初戦は芝1700メートル戦でしたが、見せ場を作って惜しくも2着。負けて強しの一戦でした。ダートも問題なさそうです。

△3 ジャリーヴ(牝3、佐藤雅彦厩舎)は3歳からの挑戦。前々走、同じ1200メートルで3着に粘り、ここも軽ハンデを活かせるか。

<おすすめの買い目>
馬単 2→11・8・7・3 11・8→2(6点)
3連単(フォーメーション) 2・11→2・7・8・11→2・3・7・8・11(18点)

早池峰賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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