レース展望・予想

重賞4勝の実績断然スーパーパワー「星雲賞」（門別競馬）

2014/05/29

29日（木）の門別競馬メイン第11レースは、今季2つ目の古馬中距離重賞「第11回星雲賞（パイロ賞）」（H2・門別競馬場2000メートル・20時40分発走予定）、12頭立て。

シーズンの掉尾を飾る大一番「道営記念（H1）」と同じ2000メートルで行われる唯一の古馬H2重賞。例年、出走できれば道営記念でも人気の一角となろう実力馬たちが勝利を収めてきているH2（JRAでいうところのGII格）です。そこで今年も、中心視したいのは前年度覇者の◎6 スーパーパワー（牡9、角川秀樹厩舎）。昨シーズンは叩き2戦目のオープン特別を豪快に大マクリ一閃で大差ぶっちぎると、続くこのレースも外からひとマクリで圧勝。さらに続戦して赤レンガ記念も快勝してみせました。さすがに交流JpnIIブリーダーズゴールドカップでは通用しませんでしたが、シンガリ追走から地方馬最先着の5着まで押し上げた末脚を、納得の思いで見守ったファン諸氏も多かったのでは。その後故障の再発が判明し、長期の休養に入ってしまいましたが、ようやくまた戦列に戻れる状態まで回復し、開幕後1カ月という割と早いタイミングで復帰戦を迎えることとなりました。完璧に「追い込み」脚質に固まっているだけに、勝負勘や反応という点で、この9カ月半ぶりの復帰初戦というのは懸念も残ってしまうわけですが、南関東在籍時に勝島王冠と金盃を制しホッカイドウでも昨年のこのレース（星雲賞）、そして赤レンガ記念を圧倒的内容で連勝した実績は、今回の組合せなら圧倒的なもの。先のコスモバルク記念（H2）を快勝した○3 バルーン（牡7、林和弘厩舎）にも1ハロン延長という不安要素がある以上、長期休養明けの不利は承知のうえでスーパーパワーの次元の違う末脚に懸けてみる手でしょう。

仮にスーパーパワーが伸びを欠くとすれば、2～3着という"中途半端"な負け方ではなく、馬券圏内には届かない敗戦となる可能性の方が高いでしょう。ということで、推奨買い目は「3連単1着固定」ということになります。もう一頭の2着候補▲9 グッドグラッド（牡5、高橋司厩舎）を2列めに据え、3着候補には△2 ビービーガザリアス（牡7、堂山芳則厩舎）、△4 ダイバクフ（牡9、佐藤英明厩舎）、△7 シルクエステート（牡8、田中淳司厩舎）、△12 コスモアジル（牡6、安田武広厩舎）をピックアップします。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6→3・9（2点）
3連単（フォーメーション）　6→3・9→3・9・2・4・7・12（10点）

星雲賞の出走表はこちら

（文／ひだか応援隊）


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