レース展望・予想

実績あるシーズン前半なら一発の魅力十分カネマサ「コスモバルク記念」(門別競馬)

2014/04/29

4月29日(祝・火)の門別競馬メイン第11レースは、「第4回コスモバルク記念(コンデュイット賞)」(門別競馬場1800メートル・20時40分発走予定)。

有力馬が五指に余る激戦必至のメンバー構成。しかも、全馬が冬休み明けの初戦ということで、仕上がりの良し悪しもレース結果に大きく影響しそう。そこで一発の期待を懸けたいのが、先週、今季最初の重賞「北斗盃」もラブミーブルーで制した仕事人・宮崎光行騎手騎乗の◎7 カネマサゴールド(セン7、堂山芳則厩舎)です。重賞の常連となって以降、ここ2年ほど続けて秋口までは勝ち負けの走りを見せる(一昨年=赤レンガ記念で重賞初V、昨年=同レースで強敵スーパーパワーの2着)のですが、寒くなってくると体調が下降モードに入ってしまうのか、クライマックスの瑞穂賞→道営記念ではなかなか見せ場を作れないでいます。最終盤のイメージがひと息な中で冬休みに入り、そして迎えるシーズン初戦ということで、道営記念好走馬たちよりも下馬評は低くなってしまう訳ですが、その実力は決してそれらに見劣るものではありません。元来、相手なりに走ってこれる潜在能力の高さが魅力で、この馬とのコンビでは15戦7勝、2着4回、3着2回とほぼ全てと言って良いくらい馬券に絡んでいる宮崎騎手に手綱が戻るのも強調材料です。仮に勝てはしなくとも、3着以内に突っ込んでこれる確率は低くないとみます。

相手筆頭には、元JRAオープン馬でGIII連続2着の実績もある○12 ナニハトモアレ(牡8、田中淳司厩舎)を抜擢。JRA準オープンから帰ってきた昨秋とは状態一変が見込まれる古豪▲10 ダイバクフ(牡9、佐藤英明厩舎)、昨年の道営記念3着馬で1800メートルへの距離短縮大歓迎の△2 バルーン(牡7、林和弘厩舎)、昨秋JRAからの転入後1、1、2着と全く底を見せていない△9 インフィニットエア(セン8、廣森久雄厩舎)、今回がJRA1000万円以下から転入初戦の好素材△5 ナリタボルト(セン6、角川秀樹厩舎)に流しての「3連単マルチ」がオススメ。点数は増えますが、高配当狙いに徹して良い組み合わせです。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔12・10・2・9・5(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 7⇔12・10・2・9・5(60点)

コスモバルク記念の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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