レース展望・予想

初距離もラピッズトウショウに期待「市ノ坂郷社祭特別」（金沢競馬）

2014/04/27

ゴールデンウイーク前半の4月27日（日）に行われる金沢競馬メイン第9レースは「市ノ坂郷社祭特別」（A4組、金沢競馬場1700メートル）です。

前回出走取消となってしまった◎6 ラピッズトウショウ（牝4、佐藤茂厩舎）が、仕切り直しで初の1700メートル戦に挑みます。前走も人気となりましたが、馬房で顔をぶつけて鼻出血するアクシデントがあり、当日出走を取りやめました。幸い走りの方には影響はなく、追い切りの動きも引き続き軽快そのものです。金沢に来て1700メートルは初めてとなりますが、好位からあっという間に抜け出してくる脚色から大きく崩れることはなさそうです。

○1 イイデジャスト（牝4、佐藤茂厩舎）も2走前に出走取消があり、前走は人気薄でしたが、内枠から積極的に運んでそのまま押し切ってしまい、巻き返しに成功しました。内ラチ沿いをキープしてマイペースの逃げに持ち込めば強さを発揮するタイプで、今回はA4組にクラスは戻りましたが、再び1番枠なら再現が狙えそうです。

船橋から転入してきた▲9 ファーストキス（牝3、中川一男厩舎）にも注目したいです。昨年終盤は南関東の2歳牝馬路線で苦戦が続いていましたが、川崎で行われた鎌倉記念で2着に入る活躍を見せるなど高い素質を秘めます。3歳牝馬でいきなり古馬のA級と走らされるのは荷が重いですが、金沢で立ち直るきっかけをつかみたいところです。

前走まさかの大敗を喫し、立て直しが図られた△5 ターンベリー（牡7、加藤和義厩舎）や、大井から転入してきた△10 メジャーダンディー（牡5、中川雅之厩舎）の変わり身も警戒したいです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6・1→6・1・9・5・10（8点）
3連単（フォーメーション）　6・1→6・1・9・5・10→6・1・9・5・10（24点）

市ノ坂郷社祭特別の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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