レース展望・予想

1400m適性でコスモフィナンシェ「スプリント特別」（水沢競馬）

2014/04/12

12日（土）水沢競馬メイン第10レースはオープン馬による1400メートル戦「スプリント特別」。出走12頭中、半数以上が休み明けに加え、転入馬と在籍馬の力比較も難しく、波乱の要素たっぷりです。

◎12 コスモフィナンシェ（牡5、板垣吉則厩舎）は中央2戦0勝から転入。5戦4勝2着1回の成績から東海へ移籍。5戦3勝の成績を収めて再び岩手入り。一気にオープンまで登り詰め、ついには伝統のみちのく大賞典を優勝。デビューからわずか10カ月半で同レース制覇は史上最短の快挙でした。その後も重賞・すずらん賞を制し、再び東海へトレード。5戦1勝の成績を収めて岩手へ戻ってきました。今回の舞台1400メートルは過去10戦8勝2着1回と抜群の適性を誇ります。

○9 ドリームクラフト（牡8、平澤芳三厩舎）は昨年、重賞を4勝して岩手年度代表馬の栄誉を獲得しました。まだ攻め馬のピッチが上がらず、本調子には程遠い印象ですが、水沢1400メートルの重賞2勝と自信の条件です。

▲3 ライトマッスル（牡5、熊谷昇厩舎）は2年連続でOROターフスプリントを制覇。自慢のスピードが冴え渡りました。前走は守備範囲を超えた1800メートル戦で4着も仕方なし。その一戦を叩かれて気配アップは間違いなく、距離短縮も望むところです。

△8 カミノマーチ（牝7、村上実厩舎）は岩手6勝から南関東へ移籍。強豪相手に善戦を続け、A2級以下でも2着確保まで出世しました。この実績なら通用は当然です。

△4 スズヨシーズン（牡9、石川栄厩舎）は強烈な末脚が武器。展開に左右される面はありますが、流れが速くなれば首位まで考えられます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　12→9・3・8・4　9・3・8→12（7点）
3連単（フォーメーション）　9・12→3・8・9・12→3・4・8・9・12（18点）

スプリント特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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