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レース展望・予想
初の1700mも問題なし、ダービーVへ前哨戦制すかミータロー「カジノドライヴ賞」(門別競馬)
2013/05/09
9日(木)の門別競馬メイン第11レースはスタリオンシリーズ「カジノドライヴ賞」(3歳オープン、門別競馬場1700メートル・20時40分発走予定)。北海優駿(ダービー・H1、6月4日・門別2000メートル)のトライアル(2着馬まで優先出走権)です。
ダービーをめざす精鋭9頭が出走してきましたが、ここは2歳時から最強グループで揉まれてきた◎1 ミータロー(牡、田中淳司厩舎)にとって「負けられない一戦」でしょう。2歳秋に遠征の鎌倉記念(川崎1500メートル)3着&南部駒賞(水沢1600メートル)2着、そして前走、3歳クラシック一冠目・北斗盃(門別1200メートル)でも2着の実績は、このメンバーに入れば二枚も三枚も上位。誰がみても断然の存在でしょう。1700メートルはデビュー以来の最長距離となりますが、南部駒賞2着で小回りの、そして2走前の船橋・碧空特別(1600メートル)2着で広いコースのマイル戦もこなしており、緩ペース必至の門別1700メートルならまったく問題なしでしょう。実質、直線だけの瞬発力勝負となりそうなメンバー構成だけに、ぶっちぎりVの可能性までありそう。勝ちっぷりに注目、とまで踏み込んでみます。
次位争いは、潜在能力でなら2歳時新馬戦圧勝&栄冠賞4着の▲8 ラブキンゾウ(牡、小野望厩舎)となるのでしょうが、前走・北斗盃9着があまりにも期待外れの内容。叩き2戦めでの上積みはもちろん計算できるのですが、スプリント戦での快足ぶりが際立っていた半姉ビービーバーニングという血統背景からは、一気の500メートル延長が大きなプラス材料になるとはちょっと考えづらい部分もあります。
ならば、開幕週の1700メートル戦を1分52秒6の好時計で駆けて6馬身ちぎった○6 ライプメイン(牡、松本隆宏厩舎)や、冬場の福山遠征で力を付け、出戻り初戦の前走1700メートル戦をライプメインとほぼ同じ1分52秒7で8馬身ちぎった△7 フレアリングレーヌ(牝、村上正和厩舎)、さらには1700メートルへの延長はどうかも直線長い盛岡1400メートルで地方交流重賞「知床賞」を勝った実績ある△2 ミネサランサジャ(牝、林和弘厩舎)らの上位食い込みにも注目してみたいところです。
<おすすめの買い目>
馬単 1→6・8・7(3点)
3連単(フォーメーション) 1→6・8・7→6・8・7・2(9点)
(文/ひだか応援隊)
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