レース展望・予想

3歳馬ボレアスに期待「名古屋グランプリ」(名古屋)

2011/12/22

12月23日(祝・金)のメイン第10レースは「第11回名古屋グランプリJpnII」(2500メートル)です。長距離ダートグレードにJRAから5頭、地方馬5頭が集結して覇を競います。

3歳のボレアス(牡、JRA吉田直弘厩舎)は8月の新潟・レパードステークスGIIIで重賞初優勝を飾っています。マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIではさすがに11着と敗れましたが、前走の浦和記念JpnIIでは僅差の3着に健闘して、地方のダート交流戦なら、互角以上の勝負が可能ということを示しています。その後もいい状態をキープ。まだまだ成長が見込める3歳馬。2500メートルの距離もこなせそうなタイプです。

ニホンピロアワーズ(牡4、JRA大橋勇樹厩舎)はここまで6勝をマーク、安定感では群を抜く存在です。順調に使われてきたのも強みで大崩れがありません。ここ2走は見せ場がありませんが、3走前の白山大賞典JpnIIIで2着に食い下がっており、地方のダートコースとは相性が良さそうです。スムーズに道中運べば、しぶとさを発揮してくるでしょう。

キクノアポロ(牡5、JRA野中賢二厩舎)はデビュー戦から2連勝を飾っているように素質は上位です。ただ、休みがちで、今回も5月以来のレースになるのが不安材料になっています。ただ、ブランクを経てからも2連勝を飾り、鉄砲実績は十分あります。長い距離も苦にしないので、いきなり切れ味を発揮してくる可能性もありそうです。

エーシンモアオバー(牡5、JRA沖芳夫厩舎)はスピードで一歩リードしています。逃げて粘る戦法に迷いはありません。毎年、ペースがスローになる名古屋グランプリです。マイペースの逃げに持ち込めば押し切る場面があるかもしれません。

マイネルアワグラス(牡7、JRA稲葉隆一厩舎)は名古屋グランプリで3、4着の実績があります。コースや距離の不安はありません。決め手に欠けるところはありますが3年連続出走の実績は侮れません。展開ひとつで上位圏内に入ってくるでしょう。

地方馬では地元のミサキティンバー(牡3、櫻井今朝利厩舎)が食い下がってきます。前走も持ち前の末脚を発揮して白星を飾りました。今回のメンバーはさすがに強敵揃いですが、脚をためていければ、見せ場をつくる期待がかかります。

ホウライエイブル(牡5、藤ケ崎一人厩舎)も前走はオープン特別を快勝して調子は上向きです。

このほかでは兵庫から遠征してきたツルマルビビッド(牡7、田中道夫厩舎)や高知のサムデイシュアー(牡7、別府真司厩舎)に警戒が必要です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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