レース展望・予想

相手関係有利なキタイセユニバース「もてなしドーム特別」（金沢）

2010/10/30

10月31日（日）のメイン第11レースは「もてなしドーム特別」（A1組、1700メートル）です。

ここ2走レースぶりの良さが目につくキタイセユニバース（牡4、鈴木正也厩舎）に注目です。2走前のA2組でゴールデンミション（牡6、鷹尾雄治厩舎）をまくって勝った時は展開がハマったイメージでしたが、前走のA1組で元JRAオープンのタートルベイを相手に直線半ばまで追いすがった姿は、強かった兵庫時代の姿を彷彿させるものでした。桑野等騎手も「すごく反応がいい」と手ごたえをつかんでおり、今回の顔ぶれならA1組でも勝ち星が狙えそうです。

ネヴァデザート（牡5、奥高平厩舎）は、前走の白山大賞典JpnIIIで5着に入り、力をつけていることを証明しました。JRAオープン勢相手に入着したのは大きな自信になったはずです。以前よりも展開に左右されなくなっており、今回も直線勝負で追い上げてきそうです。

ナムラグローリー（牡6、藤木一男厩舎）は、オータムスプリントカップの連覇はお見事でした。その後はひと息入れられましたが、直前の追い切りの動きは悪くありません。11月26日の笠松グランプリ（笠松1400メートル）への挑戦プランもあり、久々でも好レースを演じたいところです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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