レース展望・予想

ミヤノオードリーら重賞実績馬が集結「雷山特別」(佐賀)

2010/10/23

24日(日)メイン第10レースは「雷山特別」(A1級、2000メートル)。

ミヤノオードリー(牡4、東眞市厩舎)は、昨年秋はロータスクラウン賞で3歳重賞を勝利。B2級格付ながら、続く雷山特別でオープンに挑戦し勝利と、昨年のこのレースが古馬を相手にしての快進撃のスタートでした。昨年10月以降、オープン戦では重賞の九州大賞典を含む6勝を挙げ、今年8月にはサマーチャンピオンJpnIIIでダートグレードにも挑戦(6着)と、大きく飛躍した1年で、格付もA1級へと上げてきました。前走の脊振岳特別(9月26日、1750メートル)、今回と連勝して九州大賞典(11月14日、2500メートル)連覇へ向け弾みをつけたいところです。

ワンパクメロ(牡7、川田孝好厩舎)は、脊振山特別ではミヤノオードリーから3/4馬身差の2着でしたが、約3カ月半の休養明けと、この馬の得意距離からはやや短い距離だったことを考慮すると、やはり佐賀トップクラスの力は示したという印象でした。九州大賞典は07、08年と連覇し、昨年はミヤノオードリーの2着。今年は王座奪還へ向けての戦いとなります。

昨年12月の中島記念を勝ったヘイアンレジェンド(牡6、山田義人厩舎)が7月の吉野ヶ里記念以来、3月のはがくれ大賞典を勝ったアルカライズ(牡7、九日俊光厩舎)が8月のサマーチャンピオン以来の復帰初戦を迎えます。

佐賀の古馬オープンは、現在のところ6月に転入してきたマンオブパーサーが一歩抜け出している状況ですが、昨秋から今春にかけての重賞路線を賑わしてきた4頭が揃った今回は、今後の重賞戦線を占う上で非常に重要な一戦となりそうです。

(文/上妻輝行)


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