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レース展望・予想
降級で地力発揮かシルバーウインド「さざんか特別」(名古屋)
2010/10/21
10月22日(金)のメイン第10レースは「さざんか特別」(A級2組、1900メートル)です。
シルバーウインド(牝4、藤ケ崎一男厩舎)は前走の秋桜賞では3着に惜敗して、連覇は逃しました。勝ち馬からハナ、クビ差ですからエンタノメガミとキーポケットの兵庫勢にうまく乗られてしまったという感じです。しかし、接戦を演じたのを見てもわかるように重賞でも主力になれる実力馬です。重賞はこれまで3勝しています。A級2組に下がれば、地力発揮で他馬を圧倒する場面がありそうです。
ショウケイ(牡7、角田輝也厩舎)はかつて名古屋で初勝利を含め4連勝を記録したこともある名古屋巧者です。再転入戦の前走A級1組では久々がこたえて3着に敗れましたが、ひと叩きした今回は素軽さも増して、上積みが見込めます。スムーズな競馬に持ち込めば首位争いに加わってきそうです。
デルマジョン(牡6、竹之下昭憲厩舎)はすでにこのクラスで3勝をマークしています。追い込みタイプだけに、展開に左右されるところはありますが、末脚は確実なものがあります。状態面も安定しているだけに大崩れはないでしょう。
笠松のトミノダンディ(牡6、藤田正治厩舎)は前走の笠松・オータムカップで久しぶりに貫禄を示しました。結果は2着でしたが、一時の不振から完全に抜け出して地力を発揮できる状態です。名古屋コースにあまり実績はありませんが、いまの状態なら警戒が必要です。
シンゼンセッター(牡5、井手上慎一厩舎)は南関東から名古屋に移籍して以降、まだ白星はありませんが、このクラスで堅実な走りを見せています。コースにも慣れ、動きも活発になっています。そろそろ一発があるかもしれません。
シーグランジャー(牡8、斉藤弘光厩舎)は、近況の成績が物足りませんが、春先はこのクラスで活躍していました。きっかけさえつかめば走らない馬ではありません。
このほか実力馬のサチコゴージャス(牝5、今津勝之厩舎)やナックザワールド(牡7、安部弘一厩舎)、フォワードダンサー(セン7、坂口義幸厩舎)が侮れません。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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