レース展望・予想

モエレエトワール佐賀初勝利なるか「玄界灘特別」(佐賀)

2010/10/22

23日(土)メイン第10レースは「玄界灘特別」(オープン、2000メートル)。1~2着馬に九州大賞典(11月14日、2500メートル)の優先出走権が与えられます。

モエレエトワール(牡8、真島元徳厩舎)は、昨年は道営で赤レンガ記念(札幌ダート1700メートル)優勝、星雲賞(門別2000メートル)2着など、中距離の重賞・特別で実績を残しています。12月の佐賀転入以降は勝ち星を挙げていませんが、実績のある距離となる今回、佐賀初勝利に期待が持てそうです。

トコナツ(牝6、山田義人厩舎)は、ここ2走の準オープン特別ではいずれも勝ち馬からコンマ1秒差の2着に惜敗していますが、今回は両レースの勝ち馬が不在。2000メートル戦は初挑戦で、距離にやや不安が残りますが、楽な先行策に持ち込めそうなメンバー構成だけに、主導権を握っての押し切りも十分に考えられます。

インザエア(牡3、北村欣也厩舎)は、佐賀転入2戦目で3歳重賞のロータスクラウン賞を勝利しています。前走のA3B1級(10月10日、1400メートル)は、ロータスクラウン賞3着のゴールドセントに逆転され勝利を許しましたが、コンマ4秒差の3着で、モエレエトワール(7着)には先着とまずまずの内容でした。今回はB1級からオープンへ挑戦と、相手強化の一戦となりますが、今年の3歳世代のレベルを見極める上で要注目の1頭です。

JRAから転入初戦のカシノマイケル(牡7、古賀光範厩舎)は、1000万円以下条件で勝ち馬から1秒以内のレースも多い戦歴を持っています。他にも2頭いるJRAからの転入初戦馬ともども、最近の準オープン特別の勝ち馬が出走していない今回は初戦から警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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