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レース展望・予想
先手必勝マルカハンニバル「トルマリンオープン」(名古屋)
2010/10/20
10月21日(木)のメイン第12レースは「トルマリンオープン」(A級1組、1400メートル)です。5頭立てと寂しい頭数になりましたが、レース自体は面白い展開になりそうです。
マルカハンニバル(牡6、瀬戸口悟厩舎)は名古屋移籍後、A級1組戦で4戦して3勝、2着1回とほぼ完璧な走りを見せてきました。初戦の1400メートル戦も難なく押し切って、距離の長短を問わずしぶとい走りを披露しています。今回も距離を考えれば先手必勝の戦法を取ると思われますが、きつい同型もいます。自分のペースに持ち込めるかがポイントになるでしょう。
マイネルアラバンサ(牡7、荒巻透厩舎)は今年、名古屋記念、笠松のウインター争覇、梅見月杯で重賞3連勝を達成した実力馬です。今回は3月の名古屋大賞典JpnIII以来のレースになります。久々で仕上がり自体は万全とまではいきませんが、実績はこのメンバーの中でも上位の存在だけに、ヘタなレースは見せられません。1400メートル戦なら、一気に押し切る可能性があります。
サンキンスピーチ(牡7、圓田修厩舎)も7月以来のレースになりますが、仕上がりは悪くありません。この枠ならマルカハンニバルを制してハナを切る展開に持ち込むかもしれません。ペースを握ったときのしぶとさには定評があります。スタートで先手を取れるかに注目です。
ノゾミカイザー(牡5、錦見勇夫厩舎)は差して届かずのレースが続いていますが、今回はマルカハンニバルとサンキンスピーチの出かた次第で、有利な展開になる可能性は十分あります。
ケイウンヘイロー(牡7、井出上慎一厩舎)は荒尾のエース格でしたが、名古屋移籍後は1月にA級1組戦を勝って以来、白星から遠ざかっています。リズム自体がもうひとつだけに、こういう少頭数のレースできっかけをつかみたいところです。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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