レース展望・予想

楽な逃げ見込めるキヨミラクル「福崎サルビア特別」(園田)

2010/10/20

21日(木)のメイン第10レースに「福崎サルビア特別」(A1、1700メートル)が行われます。

昨年のコウノトリ賞を逃げ切ったキヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)が、園田金盃3着、新春賞4着、兵庫大賞典3着など重賞では着止まりでしたが、A1オープン(A2混合含む)特別では3勝しています。近況も前走こそマルサンチーフに完敗しましたが、7、8月に連勝しています。ともにハナ一気の逃げ切りでした。今回の1700メートルでは3歳限定のコウノトリ賞も含め、13戦6勝、2着4回と実績を残しています。楽な逃げも見込めるメンバー構成も大きな味方です。

4月の笠松・オグリキャップ記念と前走6月28日の福山・西日本グランプリでともにヒシウォーシイの2着マイネルマニセス(牡6、橋本忠男厩舎)が約3カ月半ぶりのレースです。JRA4勝馬で、兵庫に転じてからも4、5月にオープンで計2勝しています。やや太め残りの能力検査でも1400メートル1分28秒8を計時しており、本番では変わり身を見せるでしょう。

前走1400メートルの園田チャレンジカップを差し切ったホールドマイラヴ(牝6、野田学厩舎)は1700メートルの距離克服がカギ。11月の兵庫クイーンカップを目指し、今回は距離を経験させるのが目的です。しかし、外めを進んで折り合いがつけば鋭い末脚を秘めています。

能力検査ではマイネルマニセスと互角の動き1分28秒7をマークしたスマイリングフィル(牡7、橋本和男厩舎)もA1オープンは3勝しています。キヨミラクルの2番手で流れに乗れば怖い存在です。

エフケーアスコット
(牝4、平松徳彦厩舎)がオープン初挑戦の前走を直線一気に差し切って2連勝中です。しかし、JRA時代も含め1700メートルは初めての挑戦です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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