レース展望・予想

転入初戦タケショウカヅチに期待「ブーゲンビレア特別」（名古屋）

2010/10/19

10月20日（水）のメイン第12レースは「ブーゲンビレア特別」（A級3b組、1600メートル）です。

名古屋に移籍してきたタケショウカヅチ（牡3、原口次夫厩舎）は未勝利の身ですが、JRA時は2着が4回と勝利へあと一歩のところまで迫り、実力は500万円以下クラスでも十分通用するものがあります。休み明けの2戦も2、3着と崩れていません。上昇気流に乗って名古屋にやってきました。今回の顔ぶれならいきなり首位争いに絡んできて不思議のない馬です。

スマートインパルス（牡3、角田輝也厩舎）も船橋でJRA認定レースを勝った素質馬です。今回は休み明け、初コースと不安もありますが、仕上がりは悪くありません。息が入る流れなら上位争いが可能でしょう。

実績ならパワートップスター（牡5、井上正厩舎）です。A級昇級後初戦こそ7着と崩れましたが、その後は2、2着としぶといところを披露しています。引き続き好調をキープしており今回も首位争いの一角を担いそうです。

JRAから転入初戦のマコトバンクウ（牡4、荒巻透厩舎）は近況の成績はパッとしませんが、名古屋コースの経験もあり要警戒の1頭です。

このほかでは前走B級1組特別を制し勢いが出たベルモントエックス（牡4、川西毅厩舎）や実績馬のトーワシャトル（牡6、瀬戸口悟厩舎）、ディアカルテット（牝5、川西毅厩舎）が不気味な存在です。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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