レース展望・予想

タガノパンデミックが軸も激戦「コウノトリ賞」(園田)

2010/10/19

20日(水)のメイン第10レースにハンデ重賞「第3回コウノトリ賞」(3歳、1700メートル)が行われます。

園田ジュニアカップ、園田ユースカップ、菊水賞の重賞3勝馬フィオーレハーバーは放牧から帰っていません。兵庫ダービーを差し切ったハイパーフォルテは、トップハンデが予想されたため、28日の笠松・岐阜金賞が秋初戦予定です。春の3歳2強が不在、どの馬が優勝しても初タイトルです。

3歳のタガノ軍団で期待されていたのがタガノパンデミック(牡、碇清次郎厩舎)です。7、9月戦と古馬混合B1、A2を連勝しています。現況では筆頭格でしょう。春は使い減りしていた馬体が、徐々に回復しています。469キロのB1は2番手から抜け出し、476キロとデビュー当時の水準に戻ったA2は3番手を進んで直線抜け出しダイワキングに2馬身差をつけました。成長した秋、初タイトルの期待です。

兵庫ダービーは2着と、タガノパンデミックに先着したフウリンカザン(牡、中塚猛厩舎)が秋初戦の前走B1を叩きました。プラス22キロの体重で結果は8着でしたが、変わり身必至です。向正面から動いて3コーナーで好位まで進出していると逆転も一考です。  とはいえこの両馬の56.5キロと56キロのハンデは微妙です。

今年から転入馬は県内1走すれば出走可能になりました。JRA未勝利も転じC2、C2、C1の1700メートルを3連勝中のコスモハレルヤ(牡、吉行龍穂厩舎)の存在が不気味です。C級ではスピードの違いを見せています。53.5キロのハンデは有利ですが、今回の相手では仕掛けどころがカギになります。

ほか、前走でB1を制したユキノイーグル(牡、荒山義則厩舎)、折り合ってオキナワノペガサス(牡、森澤友貴厩舎)、目下3連勝ジャコザエル(牡、橋本和男厩舎)、スタートが決まればアスカタン(牝、重畠勝利厩舎)などが続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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