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レース展望・予想
佐賀勢不在で負けられないタニノウィンザー「九州記念」(荒尾)
2010/10/14
15日(金)メイン第9レースは重賞「第21回九州記念」(2000メートル、九州地区交流)。1着馬に九州大賞典への優先出走権が与えられます。今年は佐賀からの出走がなく、荒尾所属馬のみの争いとなりました。
タニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、荒尾のA級戦が1500メートル以下を主体として行われる4~9月の期間、昨年は5勝を挙げていましたが、今年は未勝利とふるいませんでした。しかし、ここ2走は勝ち馬との差も詰めて3、2着と復調気配を見せています。08年秋の荒尾転入以降、荒尾2000メートルの重賞では5戦5勝と、この条件では抜群の実績を持っています。今回の出走メンバーは近走不振な馬が多く、佐賀勢が不在とあっては負けられない一戦でしょう。
テイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)にとって、2000メートルはこの馬の距離適性よりはやや長い感がありますが、昨年は九州記念、肥後の国グランプリとこの距離で、タニノウィンザーのそれぞれ4、2着と健闘しています。7月以降のA級戦では2勝、3着3回と好成績を収めており、順調さを活かして一騎打ちに持ち込みたいところです。
テイエムメデテカ(牡4、平山良一厩舎)は、今年1~3月にかけ3連勝して以降は勝利を挙げていませんが、2走前はA級戦の阿蘇根子岳カップ(9月24日、1500メートル)でテイエムジカッドから1馬身半(コンマ3秒)差の2着と力をつけているところを見せています。3連勝で臨んだ3月のファン選抜大阿蘇大賞典(2000メートル)でのタニノウィンザーから1秒2差3着以上の結果も期待できそうです。
(文/上妻輝行)
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