レース展望・予想

連勝狙うココモサンビーチ「フォーティナイナーズサン賞」(門別)

2010/10/13

14日(木)のメイン第11レースは、スタリオンシリーズ「フォーティナイナーズサン賞」(2歳4-1組、1200メートル・20時30分発走予定)。まだまだ戦歴浅い2歳馬たちによる多頭数の一戦ということで、大波乱の決着まで想定しておく必要もありそうな組合せ。

その中で注目したいのは、前走のJRA認定アタックチャレンジを快勝して2連勝を狙うココモサンビーチ(牡、桧森邦夫厩舎・父フサイチコンコルド)です。

ここまで3戦(ほか出走取消1戦)し、1勝、2、3着各1回の好成績を残していますが、際立つのはフレッシュチャレンジ新馬戦2着の走り。勝ち馬エルヘイローはその後も高い潜在能力を発揮して地元ダートは3戦3勝、前走サンライズカップ(H3)も後方3番手から大外をマクって豪快に差し切る力強い走りで、11月4日の北海道2歳優駿JpnIII(1800メートル)の地元最有力候補に躍り出ました。そのエルヘイローには突き放されたものの、ゴールまで踏ん張って2着を確保したスピード能力は高く評価できるでしょう。続くルーキーチャレンジを取消した後のアタックチャレンジでも、好位からシッカリ脚を伸ばして勝ち馬からわずか0秒1差の3着。そして前走は、叩いた上積み大きく好位から豪快に差し切り、2着に0秒4差の完勝を決めました。今回は出走取消明けからの叩き3戦目で、潜在能力を存分に発揮できそうなタイミング。外枠でたびたび激走するフサイチコンコルド産駒だけに、この大外枠も歓迎材料。再び好位で流れに乗り、2連勝を飾る可能性も決して低くないはずです。

しかしながら、勝利を狙える素質馬が五指ではまったく足りないような混戦模様の組合せ。走るたびに着順が入れ替わる結果になるであろう難解な、言い換えれば“予想力を磨ける”魅力的なメンバー構成です。お見逃しなく!

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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