レース展望・予想

トップハンデでもオイドン「ナナカマド賞」（ばんえい）

2010/10/10

10月11日（祝・月）のメイン第11レースに重賞「第33回ナナカマド賞」（BG3、2歳）が行われます。2歳三冠レースの第1弾で、今年で33回を数える若馬の登竜門と言える伝統の一戦。

賞金別定重量で争われますが、今回期待したいのはトップハンデ570キロのオイドン（牡、鈴木邦哉厩舎）です。牝馬で別定重量の加増がないアアモンドマツカゼ（小林長吉厩舎）、ブラックパール（中島敏博厩舎）、トモエウンカイ（岡田定一厩舎）が最軽量の540キロ。最大30キロ差は、2歳馬にとっては厳しいハンデと言えますが、人気が予想されるニュータカラコマ（牡、岩本利春厩舎）560キロ、フナノコーネル（牡、松井浩文厩舎）560キロとは10キロ差、レットフジ（牡、西弘美厩舎）570キロとは同重量。デビューから9戦7勝、2着1回の実力馬オイドンにとってはむしろ恵まれたハンデだと言えます。

（文／小寺雄司）


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