レース展望・予想

重馬場歓迎アンディーフロイデに期待(園田)

2010/10/10

11日(祝・月)のメイン第9レースに「近江米・秋の詩特別」(A2、1400メートル)が行われます。上位互角の激戦が予想されます。

金曜日からの雨で重めの馬場予想を喜んでいるのがアンディーフロイデ(牝4、田中道夫厩舎)です。不良馬場での成績は3走して1勝、2着2回。また、JRA初勝利だった昨年10月の阪神ダート1200メートルも重馬場でした。兵庫初戦は不良馬場でした。スタートを決めて主導権を奪って、追走の1番人気タガノブリガデイロに1馬身1/4差をつける完勝でした。初勝利が好位から伸びて競り勝っているようにハナにこだわるタイプではありません。前走はスタートひと息、向正面から追い上げ3コーナーで先頭も直線で一杯になりました。メンバー的にも好位をキープできそうなだけにスタートが決まれば通算3勝目のチャンスです。

逃げるのはJRA帰りのサクラプレジャー(牡6、吉行龍穂厩舎)だと思います。JRA未勝利から転じた兵庫で07年11、12月に連勝。JRAに復帰し500万円以下クラスで逃げ切って2勝しています。1000万円以下クラスでは昨年12月に3着がありますが、その他は2ケタ着順です。5月以来ですが、9月24日の能力検査で1400メートル1分31秒4を計時しています。マイペースに落として逃げれば、一気のシーンも十分です。

ゲイリースノーマン(牡9、橋本忠男厩舎)はJRA5勝馬です。10カ月半の休み明け後に1戦し兵庫に転入。さらに6カ月半ぶりの前走は園田A1でした。今回はA2に降級してのレースです。先行タイプですが、近走はテンに動けていません。本来の競馬に戻るには時間が必要かもしれません。

直線を向いてきっちり伸びてくるタマモアスリート(牡5、荒山義則厩舎)、ジョウショーリズム(牡4、山元博徳厩舎)が連争いに加わりそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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