レース展望・予想

相手に恵まれたカネサブラック「ダークホース賞」（ばんえい）

2010/10/09

10月10日（日）のメイン第11レースに青毛馬による選抜戦「第1回ダークホース賞」（3歳以上混合）が別定戦で行われます。

平地競走に比べて青毛馬が多いのが、ばんえい競馬の大きな特徴と言えます。今回はオープン-1組からA1組と力関係がはっきりとしたメンバー構成です。

期待したいのは、カネサブラック（牡8、松井浩文厩舎、730キロ）です。今季は重賞の北斗賞優勝、ばんえいグランプリ2着、岩見沢記念3着と、このメンバーに入れば、格、力量ともに1枚も2枚も上の存在と言えます。重量的には最軽量のミノルタイソン（牡6、大友栄人厩舎）が690キロ。カネサブラックとは40キロ差がありますが、ばんえい最強馬のカネサブラックにとっては、むしろ恵まれたハンデと言えます。今回はオープン-1組の力の違いを見せつけてくれそうです。

（文／小寺雄司）


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