レース展望・予想

涼しくなって地力発揮かベルモントエックス(名古屋)

2010/10/04

10月5日(火)のメイン第10レースは「天秤座特別」(B級1組、1600メートル)です。

いつものB級1組特別といえば勝ち組戦といった様相ですが、今回は2連続開催ということもあって、どちらかというと負け組戦といった感じのレースになりました。それだけにどの馬にも勝つチャンスがありそうで難解です。

ベルモントエックス(牡4、川西毅厩舎)は7月にB級1組特別で白星を飾っています。その後、暑い盛りは4、2、4着と勝てませんでしたが、大きく崩れることはありませんでした。やっと涼しくなって力を出せる状態になってきました。今回はメンバー的に恵まれた印象。地力発揮といきたいところです。

ジツリキテイオー(牡4、圓田修厩舎)もベルモントエックスが1着だったレースの3着と、同じような足取りで夏場を乗り越えました。こちらも差し脚は堅実で大きく負けることはありません。今回はスムーズに運べそうな外枠です。直線勝負に持ち込んで勝利を目指します。

コーザンソナタ(牝4、荒巻透厩舎)は前走は先行できずに大敗しましたが、2走前には会心の逃げ切り勝ちを演じています。ハナを切れる展開なら、粘りを発揮してくるでしょう。

トーホウバルカン
(牡6、本名信行厩舎)も着実に差してくるタイプ。展開に左右される面はありますが、ツボにはまれば見せ場をつくってくれるはずです。

エメラルドワン(牡5、竹口勝利厩舎)はJRA時は障害レースで1勝しただけですが、馬力はあります。このメンバーなら転入戦大敗を度外視して狙ってみる手も出てくるでしょう。

このほかでは実力馬のメイショウガラシャ(牝7、瀬戸口悟厩舎)や一発を秘めるヒルノカンクン(牡4、新山廣道厩舎)が侮れません。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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