レース展望・予想

ジュエルリングら佐賀勢が優位か「九州ジュニアGP」(荒尾)

2010/10/21

22日(金)メイン第10レースは『未来優駿』シリーズ第2弾の「第31回九州ジュニアグランプリ」(2歳、1500メートル・九州地区交流)。荒尾8頭、佐賀3頭により争われます。

昨年、フレーザーハクユウでこのレースを勝利した佐賀・東眞市厩舎から、今年も有力馬が2頭出走しています。

ジュエルリング(牝)は、6月のJRA認定新馬戦、7月の2歳1組と連勝後、JRA小倉のフェニックス賞(芝1200メートル)へ遠征し、勝ち馬から1秒6差の7着と力及びませんでしたが、3頭出走した佐賀勢の中では最先着を確保しました。佐賀ではここまで4戦3勝、2着1回で、前走で2歳特別のアルデバラン賞(10月3日、1400メートル)を勝利と、今回の佐賀所属馬3頭の中ではもっとも格上の実績を持っています。

キング(牡)は、JRA認定競走では3、2、2着と勝ち上がれませんでしたが、ここまで7戦3勝、2着3回、3着1回とすべてのレースで馬券圏内を確保。アルデバラン賞ではジュエルリングから3/4馬身差の2着と、佐賀2歳上位陣に名乗りを上げてきました。

佐賀勢の残り1頭、リョウマニッポン(牡、九日俊光厩舎)は、8月以来の休み明けとなりますが、休養前はJRA認定新馬戦、2歳1組と2連勝しており、軽視できない存在でしょう。

荒尾勢ではこれまで2鞍行われたJRA認定新馬戦それぞれの勝ち馬ヌレエフクイン(牝、平山良一厩舎)とカシノユメコチャン(牝、崎谷彦司厩舎)が揃って出走。また、サチノシェーバー(牡、宇都宮徳一厩舎)は、JRA認定新馬戦ではヌレエフクインの2着でしたが、その後は2歳普通競走を2連勝と、この3頭が荒尾2歳上位陣を形成。佐賀勢の一角崩しに期待がかかります。

(文/上妻輝行)


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