レース展望・予想

B級1組特別連勝を狙うブルーベリー「伊勢菊特別」(笠松)

2010/10/24

10月25日(月)のメイン第11レースは「伊勢菊特別」(B級1組(イ)、1600メートル)です。

ブルーベリー(牝4、後藤保厩舎)は前走のB級1組特別で会心の差し切り勝ちを収めました。秋口を過ぎ、近況の走りはまさにひと皮むけた印象を受けます。引き続き気配は良好で動ける態勢を整えています。勢いそのままに1組特別連勝を狙います。

アポロジャスミン(牝3、柴田高志厩舎)はJRAからの転入初戦だった前走のB級2組戦で2着に6馬身差をつけて圧勝しました。JRAでは未勝利に終わりましたが、2着2回、3着3回と能力的には1勝馬とそん色のないものがありました。舞台を地方コースに移した途端、底力を爆発させた感じです。ひと叩きして気配はさらに上向いています。今回は1組特別と相手は強くなりましたが、前走の勝ちっぷりから見て、ここでも好レースが期待できそうです。

ファーストタッチ(牝4、法理勝弘厩舎)はB級戦で手堅い走りを披露してきました。7月には3組特別で快勝しています。最後の詰めに甘さをのぞかせている現状ですが、気配は悪くありません。スムーズな競馬に持ち込めば直線の粘りも増してくるはずです。 

チョコフィオーレ(牝5、川嶋弘吉厩舎)は8月にB級1組特別を制した実績があります。ここ3戦は結果が出ていませんが、前走は復調の兆しがうかがえる見せ場を作って3着に食い下がりました。徐々に調子は上がってきています。今回は上位争いに加わってきそうなムードです。

ヒルノカンクン(牡4、新山廣道厩舎)も勝利へあと一歩のところまできています。8月からずっと特別戦が続き白星に恵まれませんが、相手なりに堅実にまとめてきました。調子の波が少なく元気一杯です。少しの展開利があれば直線抜け出し十分でしょう。

コパノライジン(セン6、柳江仁厩舎)はA級で勝利を収めたこともあり、このメンバーに入れば格上的存在です。近況の走りは物足りない感じもしますが、ここなら互角の勝負に持ち込むはずです。

このほかでは、転入初戦ですが気配のいいタスマニア(牝3、法理勝弘厩舎)が不気味な存在です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑