レース展望・予想

福山の良血ラピッドリーサンが戴冠へ「福山2歳優駿」（福山）

2010/10/24

10月25日（月）のメイン第10レースは重賞「第3回福山2歳優駿」（1250メートル）です。

注目はラピッドリーサン（牝、那俄性哲也厩舎）です。前々走を圧勝で2勝目を挙げ、前走もユメミルチカラ（牝、高本敏明厩舎）に最後まで食い下がって後続を大きく離す2着と好走しました。ここまでの実績ではユメミルチカラやビクトリーロマン（牝、渡邉貞夫厩舎）より一枚落ちますが、母はここ福山で大活躍したアラブの名馬ラピッドリーランという名血から、福山での活躍に期待が高まります。

ビクトリーロマンは断然の人気で臨んだ前走、まさかのしんがり負けを喫しました。いずれも圧勝の4連勝を続けていましたが、後半に伸びがない点と、前走の向正面で気の悪さを見せて失速した点は気になるところです。

ユメミルチカラは、もともと安定度の高いレースぶりでしたが、前々走の園田遠征を経て力強さを増した印象をうかがわせます。小柄な牝馬ながら疲れも見せず、ここも好走が期待できます。

以下、血統的にタフな流れの合うリニアステップ（牡、松本満夫厩舎）、じわじわと力をつけてきたネルヴァート（牝、高本友芳厩舎）らが続きます。

（文／土屋真光）


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