レース展望・予想

トコナツvsビービーダークライ「池田湖特別」（佐賀）

2010/09/10

11日（土）メイン第10レースは「池田湖特別」（A2A3級、1800メートル）。今回は準オープンの常連馬が揃っており、近走と相手関係がほぼ変わっていません。

トコナツ（牝6、山田義人厩舎）とビービーダークライ（セン5、手島勝利厩舎）の2頭も、ここ3走すべて同じレースに出走し、2走前の大村湾特別（7月31日、1750メートル）は1着同着、前走の天山特別（8月22日、1750メートル）では、トコナツがビービーダークライに半馬身の差をつけて勝利しています。

トコナツの前走はA2級への昇級のため、2走前より負担重量が1キロ加増されましたが、それを克服しての逃げ切り勝ち。昨年も9月上旬にオープン特別を勝利しており、夏場に強いところを見せています。

一方のビービーダークライは、1月の佐賀転入以降、3着以内を確保できなかったのはわずかに2回だけと、佐賀準オープンでは力上位です。この馬の力量を考えると、逆転のケースも十分に考えられるでしょう。

近走、前述両馬とその他の馬とはやや差のある結果に終わっており、休養明けのメガチューズデー（牡4、古賀光範厩舎）に一角崩しの期待がかかります。休養前は重賞の吉野ヶ里記念（7月18日）に出走。一線級のオープン馬を相手に8着と敗れましたが、6月には準オープン特別を初挑戦で勝利しており、自己条件に戻っての一戦となれば、優勝争いへ参加してきそうです。

（文／上妻輝行）


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