レース展望・予想

距離実績あるアドマイヤコロナに期待（荒尾）

2010/09/30

10月1日（金）メイン第9レースは「グリーンランドリゾートカップ」（C級9組、1500メートル）。

アドマイヤコロナ（牡6、工藤榮一厩舎）は、08年12月に荒尾に転入し、B級やC級1組などで走り、勝利は得られませんでしたが、上位入着を重ねていました。しかし、昨年暮れの開催からクラスが下がると、3月に荒尾での初勝利を挙げています。前走のC級15組（9月23日）は、出走取消明けでしたが、2着に7馬身（1秒3）の差をつける圧勝で今年3勝目。上位クラスでの1500メートル戦の経験も豊富なだけに、2連勝の期待が高まります。

セルリアンタオ（セン8、松島壽厩舎）は、08年8月にA級特別勝ちがある実績馬です。C級ひと桁組番に下がったあとも活躍し、9～15組への出走となったここ3走連続で連対中。これまでの実績からすれば、まだまだ上位組番への復活を目指せそうです。

ワンダーソング（牝3、畑田修治厩舎）は、JRAから転入初戦の前走C級17組（9月23日、950メートル）で2着に4馬身（コンマ7秒）差をつけ初勝利を挙げています。デビューが今年6月と遅く、まだキャリア4戦。これからの躍進に期待が持てそうです。

サチノムーンライト（牝3、宇都宮徳一厩舎）は、同世代限定の普通競走で2勝を挙げましたが、特別戦では掲示板内があるものの、勝ち馬には差をつけられており、あまりふるいませんでした。しかし、古馬C級に編入された8月以降は4戦1勝、2着2回と好調にきています。ひと桁組番となり相手は強化されますが、引き続き上位進出に期待したいところです。

（文／上妻輝行）


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