レース展望・予想

さらに上積みマルサンチーフ連勝なるか(園田)

2010/09/29

30日(木)のメイン第10レースに「豊岡・コウノトリ特別」(A1、1700メートル)が行われます。少頭数ですが、メンバーは揃いました。

前走でモエレトレジャー以下に楽勝したマルサンチーフ(牡5、田中道夫厩舎)、目下2連勝キヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)の両馬を上位に見ます。

マルサンチーフはJRA時代、JRAのコースでは未勝利ですが、地方交流戦で2勝していました。名古屋で未勝利を脱し、2勝目は門別でした。今年5月、兵庫に移籍しA2で3勝。福山・西日本グランプリ、摂津盃では一線級オープン馬の壁に突き放されましたが、前走で初めてオープンを制しています。4番手で折り合って向正面で仕掛け3コーナーで先頭に立ち、モエレトレジャーに3馬身差をつけました。直線では気合いをつけただけで1分51秒9の時計も評価できますが、3走前のA2圧勝時にマークした1分50秒1は素質を感じさせます。前走のようなレースで連勝を狙います。

対するキヨミラクルは3歳の春にはカラテチョップに勝てませんでしたが、秋のコウノトリ賞を逃げて圧勝しイライラを吹き飛ばしました。近2走も逃げて、タマモリターン(牡4、荒山義則厩舎)、フセノオーらをしりぞけ連勝しています。ここもマイペースに落として押し切りを狙います。

園田サマークイーン賞3着のバージンサファイヤ(牝4、平松徳彦厩舎)は、昨年の兵庫3歳女王です。器用な末脚が生きる展開になれば上位争いに加わります。

前走は先行馬に有利なペースに泣いたレッドゾーン(牡6、野田学厩舎)が巻き返しのクラです。

ほか、木村健騎手のタマモリターン(牡4、荒山義則厩舎)、堅実ツルマルメジャー(牡5、岡田利一厩舎)も連争いに加われそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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