レース展望・予想

差し脚豪快キーポケット「秋桜賞」(名古屋)

2010/09/28

9月29日(水)のメイン第12レースは重賞「第4回秋桜(あきざくら)賞」(3歳以上牝馬、1800メートル)です。

兵庫のキーポケット(牝6、吉行龍穂厩舎)は休み明けだった7月の金沢・読売レディス杯を勝ちました。続く地元園田の兵庫サマークイーン賞でも笠松のエレーヌの2着に踏ん張りました。そのエレーヌが心不全で急死しただけに、グランダム・ジャパン古馬シーズンの主役に躍り出てきた感じです。遠征慣れしていて、輸送も心配ありません。むしろ他場の方が真面目に走るといいます。名古屋は初コースですが、豪快な差し脚を披露してくれるはずです。

地元のシルバーウインド(牝4、藤ケ崎一男厩舎)は2走前の読売レディス杯でキーポケットに屈して2着に甘んじました。前走の兵庫サマークイーン賞でも雪辱は成りませんでしたが、今回は勝手知った地元コースです。地の利を生かして逆転ののろしを上げたいところです。

笠松のボニータシチー(牝4、川嶋弘吉厩舎)は近況4連勝の勢いがあります。一気に相手関係は強化されますが、近況の勢いなら好勝負に持ち込む可能性があります。

同じく笠松のトウホクビジン(牝4、山中輝彦厩舎)も遠征で鍛えたパワーが発揮されつつあります。タフな馬で疲れが見られません。ここも大崩れはないでしょう。

3歳のメモリーキャップ(塚田隆男厩舎)や実績馬ダイナマイトボディ(牝4、角田輝也厩舎)も侮れないところですが、まだ完調とは言えない仕上がりかもしれません。

兵庫のエンタノメガミ(牝6、中塚猛厩舎)が上昇気配で警戒が必要です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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