レース展望・予想

タニノウィンザー巻き返しなるか「サファイアカップ」(荒尾)

2010/09/16

17日(金)メイン第9レースは「サファイアカップ」(A級、1500メートル)。1~3着馬には九州記念(10月15日、2000メートル)への優先出走権が与えられます。

タニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、A級特別が1500メートル以下で行われるようになった5月以降、6戦して勝ち馬から2秒以上引き離されたレースも2度あるなど、連対していません。しかし、前走の大阿蘇賞(9月2日、1500メートル)では、直線で脚を伸ばし、勝ったテイエムジカッドからコンマ1秒差の3着と復調の兆しを見せています。

テイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)は、九州産馬限定重賞の霧島賞(8月26日)は9着に敗れましたが、3頭出走した荒尾所属馬の中では最先着でした。続く前走の大阿蘇賞では先行馬群を追走する中団の位置取りから、4コーナーで一気に先頭を奪取。直線でワンダーアサールトやタニノウィンザーの追撃を凌ぎきって、昨年12月以来の勝利を挙げました。

今回はペプチドジャスパーやワンダーアサールトといった、夏場のA級特別で活躍した馬が不在のメンバー構成なだけに、九州記念へ向けて荒尾で実績のある両馬の復活に期待したいところです。

今回はJRAから荒尾転入初戦の馬が2頭います。

ミヤジレオン(牡6、畑田修治厩舎)は、JRAではダート短距離戦で3勝を挙げ、うち1勝は園田での条件交流戦でのものです。夏場を順調に使われての転入だけに、初戦から警戒が必要でしょう。

アタゴオーラ(牡4、崎谷彦司厩舎)は、JRAでは福島ダート1700メートルで勝利しています。地方コースへの適性があれば、今後の中距離戦戦では楽しみな存在でしょう。

(文/上妻輝行)


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