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レース展望・予想
自在の走りで常に上位争い、ソニックファイヤー(門別)
2010/09/15
16日(木)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「ハイアーゲーム賞」(C1-1組、1700メートル・20時25分発走予定)。
現級上位馬や好調馬が顔をそろえて非常に楽しみな一戦。中でも注目されるのは、前走を好内容で勝ち上がってきた2頭の格上げ初戦馬、ソニックファイヤー(牡4、佐久間雅貴厩舎)とイーグルフラップ(牡4、堂山芳則厩舎)です。
まずソニックファイヤーは、基本的には先行して4コーナー好位からシッカリ伸びるタイプですが、前走は序盤のペースが上がって珍しく後方の位置取りに。それでも慌てず騒がず、馬群の中で脚をためて3コーナー手前から進出開始。各馬の鞍上が勝負どころから激しく手綱をしごく厳しい展開の中、力強くポジションを上げて行って4コーナーでは先頭を射程に捉えると、そのままシッカリ末脚を伸ばして先頭。ゴール前で差を詰めてきた2着馬を余力をもって振り切り、早くも今季4勝目をゲットしました。JRA未勝利で転入した昨秋から14戦5勝、2着7回、3着2回と、すべて馬券に絡んでいる堅実タイプ。ここに来て末脚の威力が増してきており、今回も展開に左右されない走りで勝ち負けの競馬を見せてくれそうです。
一方のイーグルフラップも、堂山厩舎に移籍した今シーズン、一気に本格化を果たしました。初戦こそ4着でしたが、2戦目から前走まで破竹の5連勝。しかもすべて完勝で、C1条件程度ではまだまだ止まりそうにない快進撃を続けています。とはいえ、ここは前走と比べてかなり相手が強化された印象で、試金石の一戦となりそう。もし今回も楽に突破できるようなら、上のB級でも注目される存在となっていくことでしょう。
この2頭による激しい追い比べが見られそうですが、間隙を狙う伏兵も多彩な組合せ。復調著しい国際GI馬アグネスデジタルの半弟フェニックスハート(牡6、廣森久雄厩舎=認定厩舎ノーザンファーム)や、現級で上位安定の実力馬トレジャーゲッター(牡4、田部和則厩舎)らも勝ち負けに加わってきそうです。お楽しみに!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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