レース展望・予想

古馬も突破かオウシュウサンクス「夏油賞」(水沢)

2010/09/11

12日(日)メイン第10レースは「夏油(げとう)賞」(C1級、1400メートル)。

9頭中、生きのいい3歳馬が5頭も出走し、対する古馬陣は格上馬がズラリ。若さが勝つか、キャリア上位組が勝つか、非常に興味深い一戦となりました。

人気の中心は3歳馬オウシュウサンクス(牡、櫻田浩三厩舎)。JRA未勝利から今年5月に転入し、5戦4勝。1度着外に沈んだのはJRAとの交流・オニキス賞4着のみ。地元同士では圧倒的な強さを誇り、古馬も軽く一蹴しそうです。

古馬の代表格はツルマルツイモツイ(セン7、村上昌幸厩舎)。JRA3勝(うち2勝は名古屋での交流戦)、旧所属地・名古屋で5勝をマークしA級からトレード。格付にも恵まれて4戦3勝、2着1回とパーフェクト連対を継続中です。身上とするのは豪快なマクリ。加速がついてからの伸び脚がすばらしく、小回りの水沢もまったく苦にしません。

カミノマーチ(牝3、千田知幸厩舎)は今年1月デビューと遅れを取りましたが、叩かれながら上昇一途。目下5戦連続で連対を確保し、勢いに乗っています。

ケージーカツタロウ(牡3、晴山厚司厩舎)は550キロを超す大型馬で典型的な右回り巧者。盛岡2戦でもたつき、芝で大差負けを喫しましたが、水沢に替わって反応が一変。前走、余裕の2番手抜け出しを決め、近走のうっ憤を一気に晴らしました。

距離短縮でスピードが活きるマイネルサウダージ(牡4、三野宮通厩舎)、好調をキープしたサダチカガーベラ(牝3、櫻田浩三厩舎)も争覇圏内に位置し、激戦必至です。

(文/松尾康司)


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