レース展望・予想

マンオブパーサーに挑むミヤノオードリー「開聞岳特別」(佐賀)

2010/09/11

12日(日)メイン第10レースは「開聞岳特別」(A1A2級、1800メートル)。

当初10頭の登録がありましたが、ワンパクメロらが回避。6頭立ての少頭数となりましたが、サマーチャンピオンJpnIII(8月18日、1400メートル)の佐賀代表馬5頭中4頭が出走しており、内容の濃い一戦となりそうです。

マンオブパーサー(牡7、九日俊光厩舎)は、6月の佐賀転入後は多良岳特別、吉野ヶ里記念と2連勝し、一気に佐賀の頂点に立ちました。サマーチャンピオンでは勝ったセレスハントに1秒0の差はつけられたものの、地方最先着の3着を確保と、転入以来佐賀の馬には先着を許していません。

ミヤノオードリー(牡4、東眞市厩舎)は、休養明け初戦だった7月の筑後川特別こそ4着に敗れましたが、その後は2、1着と調子を上げ、前走サマーチャンピオンがダートグレード競走初挑戦。9番手の位置取りから追い上げて、5着馬に1馬身差まで迫る6着という結果は、距離不足の感のある1400メートルということを考えれば十分な内容でした。マンオブパーサーとは前走が初対戦でしたが、その差はコンマ5秒とそれほど離されていません。適距離の1800メートルで佐賀勢同士の対戦に戻る今回は仕切りなおしの一戦。両馬の対決は秋冬の重賞戦線を占う上でも見逃せないところです。

今回は前述両馬の一騎打ちが濃厚ですが、吉野ヶ里記念2着のエフケーフィル(牡6、濱田一夫厩舎)、大分川特別でミヤノオードリーに勝利しているパートゥーアワーズ(牡8、土井道隆厩舎)らの上位争いにも注目しておきたいところです。

(文/上妻輝行)


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