レース展望・予想

メンバー有利なモエレハナオー「夏油高原温泉郷レース」(水沢)

2010/09/10

11日(土)メイン第10レースは「夏油(げとう)高原温泉郷レース」(A級二組、1600メートル)。

人気はモエレハナオー(牡5、櫻田浩三厩舎)、ソノマンマ(牡5、鈴木七郎厩舎)の2頭が集めそうです。

モエレハナオーは今年5月、南関東から再転入。3歳時は重賞・特別で活躍しましたが、復帰当初は往時の迫力を取り戻せず凡走の連続。A級では荷が重い印象でした。しかし実戦を使われながら徐々に復調をうかがわせ、前々走の盛岡戦で久々の白星をマーク。続くすずらん賞でも果敢に逃げの手に出て0秒4差4着に健闘しました。今回、一線級は13日の青藍賞へ回り、手薄なメンバー構成は誰の目にも明らか。キッチリ勝利をモノにして、今後へ弾みをつけたいところです。

ソノマンマも開幕からずっと精彩を欠いていましたが、シーズン6戦目の水沢1600メートル戦で逃げ切りを決めて快勝。得意の芝2戦、せきれい賞は相手強化で6着、桂樹杯は水の浮いた不良馬場に泣いた印象もあり7着に敗れましたが、運がなかったのも事実。そのお返しとばかり、前走では逃げ粘って2着を死守。健在をアピールしました。

ケイジーウォリア(セン8、新田守厩舎)はムーンライトカップで追い込み届かず4着止まりでしたが、見限るのは早計。取りこぼしが多いのは展開に左右されるタイプゆえ仕方なし。早めのマクリに徹すれば反撃の可能性は十分あります。

相手なりに駆ける堅実さを身上とするのが転入初戦のフォージドフィール(牡7、千葉博次厩舎)。層の厚い南関東で揉まれてきた実績は見逃せません。

(文/松尾康司)


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