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レース展望・予想
距離適性と地力でキクノセンヒメ「鈴蘭特別」(笠松)
2010/09/07
9月8日(水)のメイン第9レースはJRA交流「鈴蘭(すずらん)特別」(A級3組・JRA500万円以下、1800メートル)です。
上位拮抗といったメンバー構成ですが、キクノセンヒメ(牝4、JRA荒川義之厩舎)は2勝目を1800メートル戦でマークしています。ひと息後で仕上がり具合はまだ途上といった感じですが、距離適性と地力でややリードでしょうか。
3歳のシルキーフェスタ(牝、JRA加用正厩舎)はまだキャリア6戦ですが、笠松で2着し、初勝利を前走の名古屋で飾り、地方の小回りコースを得意にしています。ひと叩きして気配もアップしており、自分のペースで道中、進むことができれば上位争いに加わってくるでしょう。
ナビエストークス(牡4、JRA牧浦充徳厩舎)も初勝利と2勝目を名古屋で飾り、地方コースに適性があります。1800メートルの距離がやや長いかもしれませんが、自在に動ける柔軟性もあり、息が入る流れに持ち込めば侮れません。
メルシーレインボー(牡4、JRA藤岡範士厩舎)も地方コースの経験が豊富です。笠松は初めてになりますが、これまでの地方での経験から違和感はないはずです。仕上がりも悪くないだけに差のない競馬が期待できそうです。
リョウガ(牡5、JRA清水久詞厩舎)は笠松に在籍していただけに、地元では馴染みのある馬です。この条件の交流戦でも白星を挙げており、かつての地元コースでファンの期待にこたえたいところです。
地方馬ではシャドウランズ(牡5、角田輝也厩舎)が上位争いに顔をのぞかせてきそうです。名古屋に移籍してからまだ勝ち星はありませんが、A級2組で上位争いを演じてきた実力馬です。このメンバーに入ってもパワーはそん色ないでしょう。
このほか地元のトミノダンディ(牡6、藤田正治厩舎)やメモリージャグラー(牡6、川嶋弘吉厩舎)も前走の走りを見ると気配アップがうかがえるだけに警戒が必要になります。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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