レース展望・予想

成長しているタガノパンデミック「山口シネマ賞」(園田)

2010/09/07

8日(水)のメイン第10レースに「山口シネマ賞」(A2、1400メートル)が行われます。

フィオーレハーバー、ハイパーフォルテ(ともに古馬混合戦は未出走)に続く、今年の3歳馬から3頭目のA2格付がタガノパンデミック(牡、碇清次郎厩舎)です。兵庫三冠では、菊水賞4着、兵庫チャンピオンシップJpnII7着、兵庫ダービーは5着でした。デビュー戦のJRA認定ファーストトライを楽勝して、前述した両馬が不在の3歳特別で2勝しています。古馬混合の初戦(7月27日)はB1。プラス10キロとやや太め残りの馬体でしたが、2番手を進んで3コーナーで先頭に立つと、セレクトワンに2馬身差をつける楽勝でした。走破時計1分31秒1は、その日のメインA2を勝ったライフチェンジの1分30秒5に数字では劣りますが、レース内容を考慮すると遜色はないものと思います。さらに成長しており、昇級戦も軽くクリアするでしょう。

相手は昇級2戦目アンディーフロイデ(牝4、田中道夫厩舎)。JRA1勝から転入後、B1で1、2着後の前走がA2です。3コーナーで先頭に立ったエフケーアスコットを必死に追いましたが、半馬身差の2着でした。走破時計1分30秒4、上がり3ハロン38秒7は、前述したタガノパンデミックの前走時計を凌いでいます。テンの位置次第では、逆転も考えられます。

タマモアスリート(牡5、荒山義則厩舎)がA2昇級後3、2着です。今回も、地方競馬通算2000勝にあと3勝(6日現在)の木村健騎手が手綱をとります。

JRA2勝馬セフティバーニング(牡7、橋本忠男厩舎)が転入後4走目です。外から主導権を奪えば一気のシーンも一考です。

もつれてジョウショーリズム(牡4、山元博徳厩舎)がゴール前伸びてきそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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