レース展望・予想

復活気配ラガーチトセオーに期待「夢千代特別」(園田)

2010/09/06

7日(火)のメイン第10レースに「夢千代特別」(A2、1700メートル)が行われます。軸馬不在で難解なレースです。

昨年6月、JRAから再転入後A2で2、1着のラガーチトセオー(牡8、尾林幸二厩舎)が復活気配です。移籍3戦目は重賞・園田フレンドリーカップに挑戦し、向正面から動いて4着でした。A2で3着後の摂津盃ではアルドラゴンの0秒5差3着に入り休養しました。今年2月の復帰後はオープンA1で戦いましたが、昨年の切れはなく、自分の競馬ができず4着が最高でした。8月からA2に降級後は、逃げもあるテンから動く競馬で前走はローランビゴラスには完敗でしたが、2番手で踏ん張って2着でした。前述したように傑出馬が不在で、好位をキープして流れに乗れば約1年3カ月ぶり通算5勝目のチャンスです。

2歳時の重賞・兵庫若駒賞、3歳6月ののじぎく賞でともに2着が残るストロングヒロイン(牝4、碇清次郎厩舎)が前走B1を差し切って昇級戦です。JRA500万円以下クラスでは2ケタ着順が続き、今年5月に兵庫へ帰ってきました。B1格付も久々の勝利までは5走を費やしました。その前走は3番手の内を進んで3コーナー手前から仕掛け、直線で逃げ粘るシュヴァルフォルテを捕まえ、外から猛襲してきたブリリアンストームを3/4馬身退けました。久々の1700メートル戦ですが、3歳時には逃げ切った実績があります。

ウタマロボーイ(牡5、森澤憲一郎厩舎)が降級2戦目です。09年4月に新番組(格付)になって以降、A1(A2混合を含む)2勝の実績馬です。展開が味方すれば差し切りも十分だと思います。

出走取消後を2走したタガノブラックヒル(牡5、碇清次郎厩舎)は過去7勝すべての手綱をとっている木村健騎手が騎乗します。

昇級後9、5、3着の成績どおりに力をつけているゴールドピアース(牝4、荒山義則厩舎)が続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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