レース展望・予想

今季初勝利なるかグラスバラード「北上市立鬼の館レース」(水沢)

2010/09/03

4日(土)メイン第10レースは「北上市立鬼の館レース」(B1級二組、1600メートル)。

さすがに猛暑続きのため、回避馬が続出。7頭立ての少頭数となって俄然、グラスバラード(牝5、小西重征厩舎)に有利な条件が揃いました。今季未勝利なのは相手が強かっただけではなく、シーズン当初は調子もひと息。それで粘りを欠くレースを繰り返していましたが、前々走2着で復調のメド。その後は適性のない盛岡コースに開催が替わったため、3開催すべて見送り。ちょうど暑い季節にも入り、たっぷり休養を取って満を持して出走した前走は、1番人気に支持されましたが、直線の粘りひと息で3着。敗因はレース勘を取り戻していなかったことと、相手が3歳トップを張るイシノウォーニングだったから。しかし今回は一度叩かれ、強豪不在。加えて単騎マイペースに持ち込め、展開有利は明白。シーズン初勝利はほぼ手中にした印象です。

ただ次位候補は近走の成績が示すとおり混戦ぎみ。それぞれ凡走の可能性も併せ持っています。

タニノレジェンド(セン8、小林義明厩舎)は昨年ほどの勢いにないのが気がかりですが、水沢4勝のうち3勝が今回と同じ1600メートル戦。前走は6着に敗れましたが、ここなら反撃必至でしょう。

ヒドゥンアジェンダ
(牡6、伊藤和厩舎)もここ2戦は着外に沈んでいますが、実績の低い盛岡が舞台。地元水沢に戻れば安定した走りを取り戻してくれそうです。

前走はスローの流れに泣いたモエレアンドロメダ(牝5、城地俊光厩舎)、着順ムラですが格最上位のダンディキング(牡7、瀬戸幸一厩舎)も軽視できません。

(文/松尾康司)


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