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レース展望・予想
連覇で王者復権なるかコパノカチドキ「ステイヤーズC」(門別)
2010/09/08
9日(木)のメイン第11レースは、伝統の長距離重賞「第54回ステイヤーズカップ(ゼンノロブロイ賞)」(H1、2600メートル・20時25分発走予定)。
休み明けをひと叩きされ、良化の過程で2連覇に挑むコパノカチドキ(牡7、角川秀樹厩舎)の走りが注目されます。昨年秋には、このステイヤーズカップで重賞初制覇を成し遂げると、勢いに乗って瑞穂賞→道営記念と古馬王道重賞を鮮やかに3連勝。一気に頂点まで登り詰め、ホッカイドウ競馬3歳以上年度代表馬に輝きました。そして今季を最強古馬の立場で迎えたわけですが、圧倒的1番人気に支持された初戦の赤レンガ記念でまさかの凡走。末脚不発で8着に敗れると、その後の立て直しに時間を要し、春シーズンを棒に振るかたちになりましたが、8月11日のオープン特別でようやく復帰。転入から2連勝を飾った元JRAカゼノコウテイには及ばずも、直線ではシッカリ脚を伸ばして2着は確保。復活への第一歩を記しました。
そして迎える休み明け2戦目。大目標はまだ先ということで今回も良化途上でのレースではありますが、前年覇者でもあり「前進あっても後退なし」の結果が期待される一戦です。昨年は最内枠からの発馬で直線も狭いインをつき、突き抜けての勝利でしたが、再び絶好の3番枠を引き当てたのは好材料。連覇を果たし完全復活を印象づけられるか、大いに注目されます。
しかし今年は、昨年よりかなり強力なメンバー構成になったのも確か。前走のブリーダーズゴールドカップJpnIIで、地元勢ではもっとも積極的な走りを見せ、JRAの強豪に正攻法でぶつかり結果10着も健闘を見せたサクラシコウテイ(牡5、若松平厩舎)や、重賞の星雲賞(2000メートル)を快勝したラプレ(牡5、桑原義光厩舎=認定厩舎サンシャイン牧場)、前走JRAからの転入初戦で逃げて3着に踏ん張ったかつてのJRA皐月賞2着馬サンツェッペリン(牡6、堂山芳則厩舎)らが強敵になりそうです。ご注目下さい!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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