レース展望・予想

モエレフェニックスA級特別勝利なるか「阿蘇根子岳C」(荒尾)

2010/09/23

24日(金)メイン第9レースは「阿蘇根子岳カップ」(A級、1500メートル)。

モエレフェニックス(牡8、福島幸広厩舎)は、今年2月の荒尾転入後しばらくは不調でしたが、5月にC級1組で転入後の初勝利を挙げると完全に復調し、そのレース以降は6戦5勝、3着1回の快進撃でA級戦への出走となりました。昨年6月には佐賀所属として重賞の九州王冠を勝利と、もともとオープンでやっていけるだけの力は持っている馬で、ここでの勝利も十分に期待できそうです。

前回のA級特別・サファイアカップ(9月17日、1500メートル)は、転入初戦のミヤジレオンが勝利し、タニノウィンザーが2着でしたが、今回はその両馬が不在のメンバー構成となりました。

テイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)は、9月2日の大阿蘇賞(A級、1500メートル)では早めの抜け出しで勝利を挙げていますが、前走サファイアカップでは大阿蘇賞のように位置取りを上げることができず、上位2頭からはやや離された4頭による3着争いに加わり、4着に敗れています。

その争いを制して3着を確保したのがテイエムメデテカ(牡4、平山良一厩舎)。スタート直後に大きく外にヨレる不利がありましたがすぐに立て直し、中団の位置取りから、直線で脚を伸ばしてテイエムジカッドらを交わしています。この馬から6着テイエムマーチ(牡7、平山良一厩舎)までの差はわずかにコンマ2秒でした。この3~6着馬は今回も揃って出走しており、展開次第でどの馬にも勝利のチャンスがありそうです。

(文/上妻輝行)


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