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レース展望・予想
混戦も自在性武器に3勝目なるかシュトルムカーリ(門別)
2010/09/28
29日(水)のメイン第11レースは、スタリオンシリーズ「プリサイスエンド賞」(2歳4-1組、1200メートル・20時30分発走予定)。
いよいよ2歳条件戦が編成される時期になってきました。ルーキーチャレンジ(デビュー2戦目のJRA認定未勝利競走)やアタックチャレンジ(JRA認定未勝利競走)を勝ち上がった馬たちが飛躍のきっかけをつかみたいクラスなのですが、ここはオープンで勝ち負けしても驚けないスピードの持ち主が顔を揃えて激戦模様です。
その中でもっとも注目したいのは、どんな流れでも自在に対応できるシュトルムカーリ(牡、桑原義光厩舎・父タヤスツヨシ)です。3走前の一般未勝利は2番手からゴール前で差し切って快勝、そして道中ハイペースで進んだ前走アタックチャレンジは3コーナー9番手の位置取りからマクって息の長い末脚を発揮。残り100メートル手前あたりで豪快に差し切ると、追い込んできた2着馬に2馬身半差をつけて鮮やかな認定勝ちを決めたのです。デビュー2戦目(3着)の勝ち馬ツキヒカルはすでに3勝を挙げているバリバリのオープン馬。すなわち手合わせしてきたメンバーレベルも低くなく、格上げ初戦から好勝負可能な素地は十分に持ち合わせている1頭。3勝目ゲットで見事オープン入りなるか、注目です。
対する各馬も非常に多彩。すでにオープン出走経験もあり、前走JRA芝のオープン特別で強敵に揉まれてきた佐久間雅貴厩舎の2頭ギョクレイ(牝・父フサイチコンコルド)&ムーダ(牡・父リンドシェーバー)や、アタックチャレンジ勝ちまでにハイレベルな組合せが続いて少し回り道をしてきたガツーン(牡、原孝明厩舎・父スウェプトオーヴァーボード)やメロディメーカー(牝、田中淳司厩舎・父ゴールドアリュール)らも上位進出をうかがいます。
高配当の決着になってもまったく驚けない、馬券的妙味の大きそうな一戦です。お楽しみに!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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