レース展望・予想

着実に地力強化、実りの3歳秋へカネマサゴールド(門別)

2010/09/27

28日(火)のメイン第12レースは「みんなあったかホクレン灯油特別」(C2-1組、1200メートル・20時30分発走予定)。

夏以降の地力強化が著しいカネマサゴールド(牡3、堂山芳則厩舎)が中心になりそうです。デビュー前から期待の大きかった素材ですが、2歳時はゴール前で甘さを見せてしまうケースが多く1勝止まり。3歳の今季に飛躍を期して6月に戦列復帰すると、3戦目から2連勝してようやく素質の一端を見せ始め、前走はJRA未勝利交流のC1特別に格上挑戦。4コーナー中団から鋭く末脚を伸ばすと、勝ったJRAナムラトリトンに3/4馬身差まで迫り、3着は2馬身引き離して「C1卒業レベルの能力」を明確に示しました。その馬が今回は地元同士の自己条件C2に出走。今季3勝目を手にする可能性も十分でしょう。

現級で上位安定、直線で確実に脚を伸ばして上位争いに加わってくるテツキチダイオー(牡5、田中正二厩舎)が強敵になりそう。おおむね外を回して追い上げてくるタイプだけに、今回の大外枠も悪くない条件です。

JRA未勝利で転入してきたキョウワキララ(牝3、山田和久厩舎)はこれまで芝を中心に使われてきましたが、入着も多く、JRA未勝利交流が組まれるC1のひとつ下の条件なら、いきなり待望の初勝利をゲットする可能性もありそう。そのほか伏兵陣も多彩で、楽しみな一戦です。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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