レース展望・予想

ダートで3連勝狙うスニーク「ビギナーズカップ」(水沢)

2010/09/04

5日(日)メイン第10レースは2歳馬による特別「ビギナーズカップ」(1400メートル)。現在、2歳戦線をリードするシーグランディ、ベストマイヒーローは盛岡芝1600メートル重賞・テシオ杯ジュニアグランプリへ直行予定。

その2頭に続くグループの争いですが、ダートで突き抜けそうな予感を抱かせるのがスニーク(牝、櫻田浩三厩舎)です。デビュー戦・芝1000メートルでブービー負けを喫しましたが、ダートに替わって反応が一変。2歳とは思えない好タイムで2連勝を飾りました。母アプローズフラワー、兄アテストも芝が得意ではありませんでしたが、血統は争えずスニークも明らかにダート向き。ここも勝つようなら将来の活躍も約束されたようなものです。

しかし今年の2歳馬は粒ぞろい。水沢850メートル戦を快勝後はひと息のレースが続くトーホクポラリス(牝、佐藤雅彦厩舎)ですが、盛岡遠征の影響が大きく馬体重が激減。輸送のない地元なら巻き返しに転じて不思議はありません。

トーホクスピリット(牡、櫻田浩三厩舎)は水が浮く不良馬場の芝1000メートル戦を圧勝。父がキンググローリアスですからダートは望むことろでしょう。

リュウノフラッシュ(牡、佐藤晴記厩舎)は追い込み脚質のため展開に左右される面は否定できませんが、終いの脚が強烈。今回は前に行きたい馬がそろってハイペース模様も考えられ、直線一気の可能性もあります。

他にもサカノルベシベ(牡、佐藤敏彦厩舎)、サクラエガオ(牝、村上昌幸厩舎)なども一発の可能性を秘め、楽しみな2歳戦となりました。

(文/松尾康司)


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