レース展望・予想

秋の飛躍へ、3連勝なるかカネマサコンコルド(門別)

2010/09/01

2日(木)のメイン第11レースは、スタリオンシリーズ「ストラヴィンスキー賞(ターフチャレンジIII競走)」(2歳オープン、1200メートル・20時25分発走予定)。10月3日(日)に行われる2歳オープン特別・すずらん賞(JRA札幌芝1200メートル)への優先出走権がかかる一戦。

デビュー前から「大物か」と注目を集め、その期待にこたえてココまで3戦2勝、2着1回の好成績を挙げているカネマサコンコルド(牡、堂山芳則厩舎・父フサイチコンコルド)が、デビュー2戦目から一気の3連勝を狙います。デビュー戦(6月1日・JRA認定フレッシュチャレンジ、門別1200メートル)こそ勝ち馬に直線で突き放されて2着でしたが、その勝ち馬は次戦で"日本一早い2歳重賞"栄冠賞を快勝したクラーベセクレタで「相手が悪かった」だけ。2戦目の一般未勝利(1700メートル)、3戦目のアタックチャレンジ(1200メートル)を期待どおり圧倒的な走りで連勝を飾り、満を持してこのターフチャレンジIIIに臨んできました。発馬センスが良く、先行できて末脚もシッカリという優等生だけに、見せ場なく敗退するようなシーンはまず考えられず、能力どおり今回も勝ち負けに持ち込める可能性が高そう。ここも圧勝で通過できるようなら、JRA札幌すずらん賞での好走に期待も高まってきます。

デビュー2戦目のルーキーチャレンジ(1200メートル)を圧勝して臨むポップディーバ(牝、廣森久雄厩舎=認定厩舎ノーザンファーム・父ファルブラヴ)も注目度の高い良血馬。ノーザンファーム生産で、今季から地方競馬に参入したクラブ法人・キャロットファームの所有馬。スピード能力は相当ありそうなだけに、先手を取ってしまえばそのまま押し切る可能性もありそうです。そのほか伏兵も多士済々の一戦、ぜひご注目下さい!

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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