レース展望・予想

2戦2勝の地元勢vs道営2頭「ジュニアグランプリ」(盛岡)

2010/09/18

19日(日)メイン第10レースは2歳馬による重賞「テシオ杯第12回ジュニアグランプリ(ローエングリン賞)」(芝1600メートル・地方全国交流)。優勝馬には朝日杯フューチュリティステークス・ステップ競走への優先出走権が与えられます。

2年連続で北海道勢が優勝中で今年も2頭が参戦。ハイレベルな北海道2歳馬ですから、3連覇も十分に可能でしょうが、今年は岩手勢2騎ベストマイヒーロー(牡、瀬戸幸一厩舎)、シーグランディ(牡、佐藤雅彦厩舎)が人気の中心となりそうです。

両馬とも北海道トレーニングセール出身馬。ベストマイヒーローは重馬場の盛岡芝1000メートル戦を9馬身差で圧勝し、続く水沢1400メートル戦も逃げ切って8馬身差で圧勝。噂に違わぬ強さを見せつけています。今回の結果次第ではJRA挑戦の構想もあり、3連勝を飾って弾みをつけたいところです。

同じ意味がシーグランディにも言えます。芝1000メートル・新馬戦、特別・若鮎賞と芝で2連勝。控える競馬もまったく問題がなく、レースセンスの良さが光ります。こちらもJRA挑戦を視界に入れており、この初対決は興味が尽きません。

北海道勢ではスカイキングラブ(牡、村上正和厩舎)が一歩リードでしょう。デビュー戦はソエで出走を取消しましたが、仕切り直しの一戦を快勝。初芝も血統的にはまったく不安がありません。

スクランブルエッグ(牝、北海道・林和弘厩舎)は社台ファーム生産馬。ここ2年とも同牧場生産馬が優勝し、1勝馬でも不気味な存在です。

(文/松尾康司)


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