レース展望・予想

2連勝と勢いに乗るバラディー「十和田湖賞」（盛岡）

2010/09/24

25日（土）メイン第10レースは「十和田湖賞」（C1級、ダート1800メートル）。

人気を分け合うのはバラディー（セン4、佐藤晴記厩舎）、ツルマルツイモツイ（セン7、村上昌幸厩舎）の2頭でしょう。

バラディーはJRA4戦未勝利→岩手3勝→JRA2戦未勝利後、今年6月に再び岩手へ転入。5戦3勝、2着2回と連対率100％を誇っています。目下2連勝と絶好調で、特に前走はとても届きそうにないところから一気に突っ込んで1着同着に持ち込みました。距離延長に若干不安が残りますが、ここは勢いを重視するべきでしょう。

一方、ツルマルツイモツイは名古屋A級から転入後、5戦3勝、2着1回。前走夏油賞で4着に敗れ、初めて馬券対象から外れましたが、苦手の重い馬場に泣いた印象。コースが広い盛岡に替わるのも後押しし、反撃に出て当然です。

このラインは強力ですが、他も好メンバーがずらり。ベルローラン（牝4、村上佐重喜厩舎）は岩手5戦4勝、2着1回。盛岡戦では3戦すべて白星をマークし、絶対の自信を持っています。

キングレオ（牡3、酒井仁厩舎）はシーズン途中で息切れした時期もありましたが、ここにきて再び上昇ムード。前回快勝で弾みがついたに違いありません。

あとは盛岡未勝利ですが、好調持続のタケデンエイブル（牝4、晴山厚司厩舎）も争覇圏内に位置し、上位に食い込む可能性も十分あります。

（文／松尾康司）


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