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レース展望・予想
前走2着の雪辱狙うサクラカムイオー（盛岡）
2010/09/19
20日（祝・月）のメイン第10レースはB2級馬による「セプテンバーカップ」（ダート1800メートル）。
人気の中心はサクラカムイオー（牡4、村上昌幸厩舎）。オーガストカップで2着に敗れた雪辱を果たす、格好の舞台となりました。岩手8戦8勝で臨んだオーガストカップでしたが、小回りの水沢を意識して早めに動いて4コーナーで先頭。そのまま押し切るかに見えましたが、大外からエムアイルシェルが強襲。連勝がついにストップしてしまいました。しかし、これはあくまでも展開のアヤ。反応が鋭い盛岡コースに替わって仕切り直しの一戦と行きたいところです。
エムアイルシェル（牝4、田村光則厩舎）は、前記オーガストカップを含め、目下3連勝中。勝ち味の遅さがネックでしたが、完全にひと皮むけました。3走前の完勝を振り返っても一目瞭然のように、盛岡でさらに真価発揮のタイプ。再びサクラカムイオーに土をつけるようなら、オープンまで上り詰めることも可能でしょう。
マイネルリファイン（牡3、吉田司厩舎）は前走、2着に9馬身差をつけて圧勝。メンバーが甘かったにせよ、けた違いの強さを披露しました。切れる末脚が武器ですから、こちらも盛岡は望むところ。大勢逆転のシーンも十分考えられます。
ひと頃、精彩を欠いていたゴールデンクリーク（牡5、佐々木修一厩舎）は再び勢いを取り戻して目下4連勝中。また格上ハルサンヒコ（牡6、鈴木七郎厩舎）も依然健在。軸は堅そうですが、好調メンバーがそろいました。
（文／松尾康司）
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